<< MINOLTA Capios 25 | main | Canon AF35M >>

Canon DEMI EE17

 2005年8月購入。ファインダーガラスのヒビ、裏蓋の傷など決して良い状態とはいえなかったが、マニュアル露出のできるハーフサイズカメラは魅力的だったので悩んで購入。帰宅後MR-9水銀電池の代用にLR-44アルカリ電池を入れてみると露出計、自動露出は動作(ややアンダー目?)。実写でどうなるか。

 撮影前で触った感触は、巻き上げはまずまず。レンズ前面の絞りリング、レンズ鏡胴のシャッター速度ダイヤルは共に使いにくい。基本的にはシャッター優先オートで使うカメラかな。ただ、レンズキャップをしても露出計受光部はレンズ上部にあるので、電池の消耗がちょっと気になる。電池を抜いてマニュアル露出で使うのも問題ないのだけど、小型のハーフサイズカメラでスタジオデラックスを持ち歩くってのもねえ。

 ピント合わせは目測式。F1.7と明るいレンズだけど、これを生かすには距離計が欲しい気がする。目測式ならF2.8〜3.5で小型化した方がスナップカメラとしては使いやすかったかも。3メートルあたりでフォーカスリングのクリックストップがあっても良かったかな。

 あと、ちょっと気になるのはストラップを直接取り付けられないこと。三脚穴取り付け式のストラップが必要になる。僕はたまたま他のカメラに付いていたストラップを持っていたから流用できた。

 以上は実際に撮影する前の感想です。あしからず。

主な仕様

発売
1966年5月 希望小売価格15,800円
レンズ
30mm/F1.7 4群6枚
シャッター
1/8秒〜1/500秒、B、セルフタイマー内蔵
焦点調節
レンズのフォ-カシングリングによるゾ-ンフォ-カスマ-ク式、0.8〜15m(∞)、1・3・15m位置に近・中・遠距離を表すピクトグラフ付き、フォ-カシングリング上に距離目盛りあり
露出制御
CdS素子使用のシャッタースピード優先式EE、 測光連動範囲はEV4.5(1/8秒、F1.7)〜17(1/500秒、F16)=ISO 100、 フィルム感度使用域=ISO 25〜400、マニュアル露出可能
外観
117×71×48mm、445g
その他
キヤノンによる製品紹介のページはこちら
    # written by Snapshot BLUES | - | - | 写真 > カメラ > コンパクトカメラ -