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FUJIFILM FinePix F200EXR

 きのうはソニーのDSC-W170を買ってもいいかなと秋葉原に出かけたものの、これといって悪いところもないのだが購入を取りやめた。安いし、薄いし、小さいし、レンズは換算28mmだし、ファインダーはついてるし、動作はキビキビしてるし、何も悪いところはない(除メモリースティック)。

 だけど、W170を買っても他のものを欲しくなってしまうような気がしたんだよなあ。撮像装置としては文句ないんだけど、いまひとつ趣味性が足りないというか。

 というわけで、もうほとんどNikon P6000を買うのは確定したかのような状態で、だけどレビューサイトの比較画像ではP6000とは比べ物にならないくらい良いキヤノンのG10もちょっと気になるよな、って状態で今日はカメラ屋に行って両方を触ったりキヤノンのカタログを貰ってきたりした。

 が、本当はもうひとつ気になるカメラが。それはフジのFinePix F200EXR[fujifilm.jp]。一眼レフで同じくフジのS5Pro[fujifilm.jp]を偏愛してるってこともあるんだが、フジが独自開発しているCCDっていちばん写真的な気がしている。そしてそのフジが新開発したCCDが搭載されたF200EXRには訳もなく過剰な期待をしてしまうのだ。

 しかし先日デジカメウォッチに掲載されたF200EXRのレビュー記事[impress.co.jp]を見ると、新CCDの良さが全く感じられなくてガッカリだった。そこで、いつものニコン親父に戻ってP6000。本体とスピードライトのSB-400をあわせて5万円になったら買っちゃおう、あわよくばバッテリーEN-EL5の予備も、なんて思っていた。

 が、今日ネットで知ったチェコのレビューサイトのF200EXRの記事[www.fotografovani.cz]を見てそんな気持ちが一気に吹き飛んだ。新CCDによるダイナミックレンジ拡張(厳密には圧縮になるんだっけ?)の効果が凄まじい。この階調再現性を最重視して一眼レフではニコンには目もくれずにS5Proを選んだ身には、まさに求めていたものが見つかったような、そんな強いインパクトがあった。ホント、これは凄いかも。

 フジフイルムのサイトのトップ[fujifilm.jp]が化粧品の宣伝になっているのにショックを受けている僕としては、こういう新技術の開発をしてくれるフジのカメラにきちんとお金を払ってあげたいよなあという気持ちがあって、デザインとか操作性とか、ファインダーがついてないとか、いろいろ難点はあるんだけど発売後の早い段階でF200EXRを買ってあげようかという気持ちになっている。そうやって消費者が支持をしなけりゃ技術の進歩は止まってしまうんだし。売れずに処分価格になったものを嬉々として買っていても、そこに未来はない。

 発売は来週、2月21日。さすがに初っ端に買うのは怖さもあるので1ヶ月位して製品の安定性を見極めたところで購入かなあと、今のところはぼんやりと考えている。3万〜3万5千円くらいだろう。P6000よりは安い。

 ただ、F200EXRを買ったところで、やっぱりP6000は欲しがると思う。まあF200EXRを買ったあとには改良型のP6100の話も出てくるだろうし、願わくはフジが新CCDのハニカムEXRを外販してニコンが使ってくれたら、なんて妄想もしているし。まあ現実にあるとしたら、ニコンのボディをフジが買ってハニカムEXR搭載のS6Proを出すくらいだろう。

 つーか、それをいちばん待ってます。去年S5Proを買ったばかりなのでさすがに今年は買えないけど、S6Pro出してくれたら来年は買うので、何とかお願いします。そのためにもF200EXR買いますんで、願わくは135判サイズのCCDで・・・。

 しかし、なんとかニコンのコンパクトカメラにフジのCCDが載らないものか。S5Pro買ってからは他の一眼レフが全く欲しくなくなったからなあ。コンパクトカメラでも同じ組み合わせを期待したいんだ。

(追記)
 FinePix F200EXRは発売から1年が経過した2010年2月19日に購入

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