FUJIFILM FinePix F200EXR Part 3
仕事が休みで天気も悪くて暇だったので昼ごろにはブツクサ書いてたが、雨の上がった午後にはカメラ屋に行ってきた。明日がF200EXRの発売日なので、販売価格は判るんじゃなかろうかとの読みである。
果たして、カメラ屋に入ってみると、ファインピックスの新総合カタログとデモ機・・・じゃなくてモックアップかよ、これ。まあいいや、値段は？と見ると、SD2GB付きの価格が下取りありで35,800円、下取りなしで38,800円。下取りなしでも35,000円前後かと思っていたが、まあこんなものか。まずありえないが32,000円以下ならその場で買うつもりだった。
モックアップを触っていると、重いし厚いし質感はサッパリだし、ハッキリ言って欲しくなくなる。ブツクサ書いていたセッティングの件とあわせて、買うのやめようかな、という気持ちに傾いていた。モノとしての魅力に欠けるんだよな。
が、夜になって調べてみると、フライング販売を購入した人の実写サンプルがウェブに上がり始めていた。それを見てると、やっぱ絵はいいわ。絵を見てると欲しくなる。うん、やっぱり買おう。
ただ、各種サンプル画像に共通する問題がひとつ。ダイナミックレンジの比較画像がどれも、F200EXRの100%〜800%の比較しかない。同じカメラで設定を変えただけなら、そりゃダイナミックレンジ設定を拡張した方が広く写るに決まっている。問題は他のカメラと比較したときに、どの程度ダイナミックレンジ拡張の効果がでているか、なんだよな。
そこいら辺、見極めた上で買うのがいいか、カメラ・写真趣味が再燃している今のうちに買ってしまうのがいいか、ちょっと悩ましい。金銭的には、1ヶ月待ったところで数千円値下がりするだけなので、さっさと買って楽しんだ方がいいと思うんだよね。
ところでこの新しいカタログ、表紙がエビちゃんじゃなくなったのね。経費節減かな。ただ、内容が技術に傾斜しすぎていて、カメラのターゲット層と合ってない感が強い。技術を売りにするなら、もっと上級機にすべきだったのではないか。マーケティングの失敗で売れないカメラに終わりそうな、そんな気がするよ。
(追記)
FinePix F200EXRは発売から1年が経過した2010年2月19日に購入