OLYMPUS-PEN EED
2006年4月29日 (土) 15:54
帰宅後ゆっくりチェックしてみると、シャッターの動作を制御する機械周りの具合が悪いことが判明。しばらくシャッターを切らずに置いてからシャッターを切ると、必ずスローシャッターになる。その後はシャッターは開いたり開かなかったり。カメラを放置していると、中で部品(ギアなど)の動作音がする。
一方の電気周りはおそらく大丈夫。電池を入れ暗いところに向けると、ファインダーに赤ベロが出てシャッターがロックされる。機械回りの問題なら直るかもしれないが、僕には修理できない。
残念ながら撮影に利用できないが、カメラとしてのフィーリングは非常に良好。特に素晴らしいのがファインダー。明るく倍率も高く、歪曲もない非常に見やすいもの。同じハーフカメラと比べると、PEN EE-2は歪曲が大きいし、DEMI EE17は倍率が低くやや暗い。これらと比べると格段に見やすい。
ボディはハーフカメラとしては大柄(特にPEN EE-2と比べると)かもしれないが、同じ大口径比のレンズを搭載したDEMI EE17よりは若干コンパクトだし、カメラらしい大きさでホールディングもしやすく問題ない。
ファインダーが良いと撮影意欲が沸いてくるのに、カメラが使えないというジレンマがつらい。修理はお金がかかりそうだし・・・。
主な仕様
- 発売
- 1967年3月 希望小売価格16,500円
- レンズ
- F.ZUIKO 32mm/F1.7 4群6枚
- シャッター
- プログラム式1/15〜1/500秒
- 焦点調節
- 目測式、0.8m〜∞ クリックストップ付き
- 露出制御
- CdsによるプログラムEE、フィルム感度使用域=ISO 12〜400
- 外観
- 115x68x49.5mm、430g
- その他
- オリンパスペンシリーズについてはOlumpus Pen Galleryが詳しい。